極上★獄女~fight1~
次の日、真理亜は寝坊してしまいいつもの真理亜ファンに朝から囲まれてしまった
いつもなら悟が起こしに来るのだか今日は来てくれなかった
昨日から悟とはにか変な空気が流れていた
昨日で衣装の採寸が終わったので今日はコスプレ喫茶でだす飲食関係の買い出しと
ライブでやる曲決めと
演劇の脚本の受け渡しをする日だった
真理亜と神谷は買い出し班になりおかしを作る材料を買ってくる係になった
本当なら執事や業者に任せるのだかセレブだからといって食材の買い物もできないまま学校を卒業させたくはさいという学校長の考えだ
それにしてもチャラ男の神谷となんて(。´Д⊂)
と真理亜はテンションが下がっているなか神谷は『真理亜さんと買い出し~♪』
と喜んでいた
ガーツと店の自動ドアがひらく
神谷は何故か驚いた顔で大型スーパーの中をキョロキョロしている
?どうしたこいつ?
そう思った真理亜は神谷にきいた
『神谷くんどうしましたの、キョロキョロして?』
神谷は、はっ!とした顔になり言いずらそうに
『実は僕スーパーにきたことがないんだよね』
と真理亜に恥ずかしそうに言った
真理亜は思わず
『え!?…』
と言ってしまった
神谷は『買いたいものは執事にたのむし、料理とかも雇ってる料理人が…』としどろもどろになっている
確かによく考えてみるとお金持ちは食材の買い出しなんて料理好きじゃないかぎりめったにしないよね…
それにしても一回もきたことないなんて(笑)
『ふふっ、そうよね。まぁ私も今の家になってからはあまりこないけど』
と神谷をフォローした
神谷は不思議そうな顔をして真理亜に
『真理亜さんは料理とかお菓子づくりとかするんだね』
と言った
(元ヤンの俺がお菓子づくりなんてするわけねぇだろ!)
そう元ヤンで暴れてた真理亜にとってその言葉はおかしかくて笑いをおさえるのに必死だった
そしてなんとか材料を買え終えた2人は学校に送った荷物もあるのだが今日中に持って帰る荷物が思ったより多いため途中の公園でやすむことにした
まぁ、中学まで暴れてた真理亜は体力に余裕があるのが神谷がいいだしたので仕方なく付き合った
ここで真理亜は疑問におもっていたことをきいてみた
『神谷くんなんで買い出しの時運転手に乗車を断りましたの?有名な財閥の次期当主があるいてスーパーに行くなんて珍しく思いましたわ。』
そう言うと神谷は
『真理亜さんと2人っきりになりたかったから』
と真理亜に微笑んだ
そこで初めて真理亜は誰もいない公園に2人っきりだときずいた
(あ、俺もしかして神谷になんかされんのか?)
そう考えてる真理亜に神谷はいきなり真剣な顔をして真理亜を見つめてこう言った