極上★獄女~fight1~



突然すぎた悟の涙に澪は驚きをかくせない
『…泣いてんのか悟?』


その言葉に反応した悟は
『みるな!!』
といいその瞬間澪は悟に抱き締められる

(なにがしてぇんだよ。悟…)

そうおもいつつも澪の心配は高鳴ってゆく

澪はそれがもどかしくて何もできないでいると悟が

『俺が澪についてきたりゆうは澪を不良として認め憧れていたからだ。でも、もうひとつ理由があんだよ…』

澪はえ?と目を丸くした

少し悟の腕の力が弱くなった

(逃げられる!)

そう思った澪は悟の腕から逃れようとした


その時












っ!!


澪は頭の中がまっしろになった


逃げようとした澪を悟はおもいっきり引き寄せ首を掴み…




今まであった強引さがなかったかのように真理亜に優しいkissをした



真理亜は初めてのkissにただ一人パニックになってあわあわしていた

『さ、ささささとるっ!おま、おまままえななにを…したぁ!!』



澪らしくない慌てぶりに悟は驚き
『…もしかしてkiss初めてなのか澪?』
とニヤニヤして澪に近ずく

澪はパニックにおちいった
『おまえさっきまで泣いて…たんじゃ』
といいかけてるのにも関わらず
ガッっと澪を抱き締め悟は
『さぁ?なんのこと?』
といじわるく微笑み首筋を舐めた

『…っ!!やっ、やめろよ!!』

今までに色恋を体験してこなかった澪には免疫がなくただ焦っていた


そんな澪に悟は
『ここに俺のモノだってゆー印つけたから…』



そう言うと悟は澪をはなし部屋から出ていった


< 20 / 28 >

この作品をシェア

pagetop