極上★獄女~fight1~
悟は刺客?
澪はただ呆然としていた
悟おまえ…
澪はこの時初めてきずいた
悟は私の力や権力に憧れついてきたんじゃなかったんだ…本当は
そこで思い出してしまい澪は赤くなってしまいなにも考えられなくなってしまった
次の日
昨日のことがあり眠れなかった澪は寝坊してしまった
時計は午前9時をさしていた
『ちこくじゃん!』
そう言って飛び起きると澪の部屋のふすまが空いた
入ってきたのは悟だった
澪は動揺を隠しきれず顔を赤く染める
『お嬢、今日は休まれるんですか?随分遅いお目覚めですね。』
そうニヤリと言った
澪は苛立ちながらも学校に行く支度をはじめた
車に乗車するとぎこちない澪とは対照的に悟はいつもどおりの悟に戻っていた
ほんとうに昨日流した涙は嘘だったのか…そんなことを考えていたらすぐに学校についてしまった
『いってらっしゃいませ、真理亜お嬢様』
澪はこの一言で毎日真理亜になると決めていたが今日は遅刻したせいもあるが周りに生徒はいない
真理亜は昨日悟にされたことはもうとっくに怒っていなかったが自分のことをなめた悟に仕返しをしたかった
『悟、今車から降りるときにいつもしてるピアスを落としてしまったみたいなの。大切なものだから今探してくださらない?』
と真理亜は悟に言ったが本当はスカートのポケットにはいっている
それを知らない悟は
『承知いたしました。』
といって車の後部座席のドアをあけた
『ないですね?もしかしたら家のほうにおとされたのでは?…』
と真剣にピアスをよつんばいになって広めの後部座席の椅子のしたを探す悟
バタン!
そのとき後部座席のドアを真理亜がしめた
『お、お嬢様!?』
悟が振り向こうとしたとき耳元で
『昨日はよくもこの俺をなめてくれたなぁ。』
真理亜はよつんばいの悟の上に覆い被さるようにして抱きすくめている
怒りがつのった真理亜は学校内で澪になってしまったのだ
そして澪はおもむろに悟のYシャツのなかに手を入れた