極上★獄女~fight1~

『お、おい!澪、何しやがる!!』
一般車よりは広めの後部座席だが身動きがとれずあわてる悟

『そんなこと、てめぇがよく知ってるはずだぜぇ?』
と言って真理亜は悟の胸元を探り続ける


シャラっ

『…あった!』
といい真理亜は悟のしていたネックレスをいきよいよくとった


『やめろ!それは剛志さんからもらったもの!!』
悟は奪い返そうとして澪に立ちはだかるが…


ドガァァアン

澪は悟の胸元に蹴りを入れ車の外に蹴り捨てた


『ゲホッ、お…まえ!』
血を吐きながらも腹をかかえて立った悟の目の前でダン!とネックレスについていた黒い十字架を踏みつけた

すると中にはなにやら小型発信器のようなものがついていた

『やっぱり…』
なぜか青ざめていく悟に澪は怒りの形相でいった


『てめぇ、悟じゃねぇな!!』
そう澪がいい放つと偽物の悟が澪に殴りかかってきた


そこで澪のなかでなにかがプツンっと切れる音がした
『てめぇ、東京制覇したこの俺様に肉弾戦で勝てると思うなよ!!』
そういうと拳をよけ足元を蹴り飛ばし倒れて体勢がとれなくなった偽物の首もとを踏みつけた

『悟はどこだ?…5、4、3、…』
澪はデスカウントをしはじめる

『2、1!!!!』
バキッという首の骨にひびが入るおとがするくらい足元に澪は力をいれた

ニィッと澪は不適な笑みを浮かべると一言
『さようなら』

そこで死ぬ!と思った偽物は大声で
『あの男だ!新巻修二だ!!』
とさけんだ

一瞬澪は目の前が真っ白になった

『…なぜ悟をねらった?』
野太い声が偽物の恐怖をあおる

『だれでもよかったんだ、アンタを元の世界につれ戻せって新巻が…』

私が昔元ヤンだった時の復讐戦か?なにはともあれ聞いてみるしかないと思った澪は学校を休み偽物をつれ学校から遠いファミレスで話すことにした


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