第1章「出会い」

泣き虫な僕



「泣き虫」

ずっと言われ続けた言葉

僕の一番嫌いな言葉

そんな僕に・・・

「泣き虫ってさ?自分の弱さを知ってるってことじゃないかな?」

そう言ってくれた

僕の大切な親友

その言葉に僕は救われた

だけど・・・

あの事件の日

君はずっと僕を支えてくれたのに

僕は君を救えず

何もできないままだった

もし救えていたなら

何か変わったのかな?

ねぇ・・・・・愁ちゃん
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