すれ違い~私の初恋の相手は~ 【完】








先に沈黙を破ったのは松島くんだった。


「いいよそんなことは!」

松島くんはびっくりするぐらいの満面の笑みでそう言った。

「ありがとう」

私は心の底から言った。


「その代わりさ、俺の話聞いてくれない?」


「全然いいよ!どうしたの?」






< 118 / 219 >

この作品をシェア

pagetop