万葉集を読む
巻2
106番
[番号] 02/0106
[原文] 二人行杼 去過難寸 秋山乎
如何君之 獨越武
[訓読] ふたり行けど行き過ぎかたき秋山を
いかにか君がひとり越ゆらむ
[仮名] ふたりゆけど,ゆきすぎかたき,
あきやまを,いかにかきみが,
ひとりこゆらむ
[事項] 相聞,作者:大伯皇女
還暦を迎える前にひとり行く道を選びし
君山越えよ
人生の答えは己が進む道己が判断
己が決断