万葉集を読む
161番
[番号] 02/0161
[原文] 向南山 陳雲之 青雲之 星離去
月<矣>離而
[訓読] 北山にたなびく雲の青雲の
星離り行き月を離れて
[仮名] きたやまに たなびくくもの
あをくもの ほしさかりゆき
つきをはなれて
[事項] 挽歌 作者:持統天皇
風に乗り姿変えつつ行く雲にこころ
魅かれるそは儚さか
月無くばいかにも夜の味気なさ
また夜有りて月の見事さ
星たちのきらめく光り悲しけり
消え去るときの輝きなれば
[原文] 向南山 陳雲之 青雲之 星離去
月<矣>離而
[訓読] 北山にたなびく雲の青雲の
星離り行き月を離れて
[仮名] きたやまに たなびくくもの
あをくもの ほしさかりゆき
つきをはなれて
[事項] 挽歌 作者:持統天皇
風に乗り姿変えつつ行く雲にこころ
魅かれるそは儚さか
月無くばいかにも夜の味気なさ
また夜有りて月の見事さ
星たちのきらめく光り悲しけり
消え去るときの輝きなれば