万葉集を読む
巻3
[番号] 04/0773
[原文] 事不問 木尚味狭藍
諸<弟>等之 練乃村戸二 所詐来
[訓読] 言とはぬ木すらあじさゐ諸弟らが
練りのむらとにあざむかえけり
[仮名] こととはぬ きすらあじさゐ もろとらが
ねりのむらとに あざむかえけり
[事項] 相聞 作者:大伴家持
楚々としたやまあじさいを見るにつけ
人知れぬ地で咲けと願いし