万葉集を読む
313
[番号] 03/0313
[題詞] 土理宣令歌一首
[原文] 見吉野之 瀧乃白浪 雖不知
語之告者 古所念
[訓読] み吉野の滝の白波知らねども
語りし継げばいにしへ思ほゆ
[仮名] みよしのの,たきのしらなみ,
しらねども,かたりしつげば,
いにしへおもほゆ
[左注]
[事項] 雑歌,作者:土理宣令,吉野,地名
吉野川国栖の檜の箸作りはしなく知った
里恋箸を
み吉野は都逃れる隠れ里かくまう人の
深き情けよ
[題詞] 土理宣令歌一首
[原文] 見吉野之 瀧乃白浪 雖不知
語之告者 古所念
[訓読] み吉野の滝の白波知らねども
語りし継げばいにしへ思ほゆ
[仮名] みよしのの,たきのしらなみ,
しらねども,かたりしつげば,
いにしへおもほゆ
[左注]
[事項] 雑歌,作者:土理宣令,吉野,地名
吉野川国栖の檜の箸作りはしなく知った
里恋箸を
み吉野は都逃れる隠れ里かくまう人の
深き情けよ