万葉集を読む
338番
[番号] 03/0338
[原文] 験無 物乎不念者 一坏乃
濁酒乎 可飲有良師
[訓読] 験なきものを思はずは一杯の
濁れる酒を飲むべくあるらし
[仮名] しるしなき,ものをおもはずは,
ひとつきの,にごれるさけを,
のむべくあるらし
[事項] 雑歌,作者:大伴旅人
役立たぬ木ゆえに伐るをまぬがれて
大樹となりぬたとえあり
物思うあるいは酒を飲むもよし
無駄なことなどなにもないから
[原文] 験無 物乎不念者 一坏乃
濁酒乎 可飲有良師
[訓読] 験なきものを思はずは一杯の
濁れる酒を飲むべくあるらし
[仮名] しるしなき,ものをおもはずは,
ひとつきの,にごれるさけを,
のむべくあるらし
[事項] 雑歌,作者:大伴旅人
役立たぬ木ゆえに伐るをまぬがれて
大樹となりぬたとえあり
物思うあるいは酒を飲むもよし
無駄なことなどなにもないから