万葉集を読む

341番

[番号] 03/0341
[題詞] (<大>宰帥大伴卿讃酒歌十三首)
[原文] 賢跡 物言従者 酒飲而
    酔哭為師 益有良之
[訓読] 賢しみと物言ふよりは酒飲みて
    酔ひ泣きするしまさりたるらし
[仮名] さかしみと,ものいふよりは,
    さけのみて,ゑひなきするし,
    まさりたるらし
[左注]
[事項] 雑歌,作者:大伴旅人,讃酒,
    太宰府,奈良,福岡,地名


酒飲めず飲めば苦しくなるばかり
酔えずともいい莫迦になれれば

賢さも中途半端は困りもの中途半端を
自覚もできず
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