万葉集を読む
349番
[番号] 03/0349
[題詞] (<大>宰帥大伴卿讃酒歌十三首)
[原文] 生者 遂毛死 物尓有者
今生在間者 樂乎有名
[訓読] 生ける者遂にも死ぬる
ものにあればこの世なる間は
楽しくをあらな
[仮名] いけるもの,つひにもしぬる,
ものにあれば,このよなるまは,
たのしくをあらな
[左注]
[事項] 雑歌,作者:大伴旅人,讃酒,
太宰府,奈良,福岡,地名
いかにしてこの世なる間を楽しまん
其がためにこそ煩悩はあり
悲しみの鐘を鳴らすな歓喜こそ我は望めり
逝きて本望
(岡倉天心の辞世の詩「戒告」を読んで)
[題詞] (<大>宰帥大伴卿讃酒歌十三首)
[原文] 生者 遂毛死 物尓有者
今生在間者 樂乎有名
[訓読] 生ける者遂にも死ぬる
ものにあればこの世なる間は
楽しくをあらな
[仮名] いけるもの,つひにもしぬる,
ものにあれば,このよなるまは,
たのしくをあらな
[左注]
[事項] 雑歌,作者:大伴旅人,讃酒,
太宰府,奈良,福岡,地名
いかにしてこの世なる間を楽しまん
其がためにこそ煩悩はあり
悲しみの鐘を鳴らすな歓喜こそ我は望めり
逝きて本望
(岡倉天心の辞世の詩「戒告」を読んで)