万葉集を読む
351番
[番号] 03/0351
[原文] 世間乎 何物尓将譬 <旦>開
榜去師船之 跡無如
[訓読] 世間を何に譬へむ朝開き
漕ぎ去にし船の跡なきごとし
[仮名] よのなかを,なににたとへむ,
あさびらき,こぎいにしふねの,
あとなきごとし
[事項] 雑歌,作者:沙弥満誓
世の中を何に例えん例うべき言葉探せど
まだ見つからず
世の中を儚むなかれ人間の叡智を信ず
未来のために
[原文] 世間乎 何物尓将譬 <旦>開
榜去師船之 跡無如
[訓読] 世間を何に譬へむ朝開き
漕ぎ去にし船の跡なきごとし
[仮名] よのなかを,なににたとへむ,
あさびらき,こぎいにしふねの,
あとなきごとし
[事項] 雑歌,作者:沙弥満誓
世の中を何に例えん例うべき言葉探せど
まだ見つからず
世の中を儚むなかれ人間の叡智を信ず
未来のために