万葉集を読む

351番

[番号] 03/0351
[原文] 世間乎 何物尓将譬 <旦>開
    榜去師船之 跡無如
[訓読] 世間を何に譬へむ朝開き
    漕ぎ去にし船の跡なきごとし
[仮名] よのなかを,なににたとへむ,
    あさびらき,こぎいにしふねの,
    あとなきごとし
[事項] 雑歌,作者:沙弥満誓


世の中を何に例えん例うべき言葉探せど
まだ見つからず

世の中を儚むなかれ人間の叡智を信ず
未来のために

< 60 / 60 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:3

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

花物語

総文字数/18,092

絵本・童話32ページ

表紙を見る
夢想・連想・妄想

総文字数/12,943

実用・エッセイ(その他)35ページ

表紙を見る
母へ~五拾円葉書

総文字数/13,222

ノンフィクション・実話22ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop