番長様の言うことは絶対!?
「良い子だ。」



そう言って私の頭をワシャワシャと撫でると、響はまた歩き始めた。



「髪がグチャグチャじゃないか。馬鹿響………」



髪を整えながら、私は響の後を追いかけた。



「真紀、転校生が学校に着いたって………響!!?」



「久しぶりだな。正樹、元気にしていたか?」



「元気にしてたか?じゃないよ!帰って来たならメールの1つや2つくれよ。」



「驚かせようと思ってさ。その方が面白いだろ?」
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