番長様の言うことは絶対!?
(帰って来たのか?)



「まだ学校には来てないから、ちゃんとは分からないけど。」



「分かった。取り敢えず門の前に行ってみる。」



帰って来たのなら正直嬉しい。



だが、もし"元番長゛の『竜崎 響』なら、番長の座を巡って決闘をしなければならなくなる。



それから、門の前に数分いるが来る気配は無い。



「フウ……………戻るか。」



―――ギュッ!!



「ウワッ!!何すんだ!」



踵を返した途端いきなり後ろから抱きしめられ私は、蹴りを入れようとした。



―――パシッ!



(!?………受け止められた。)
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