特別になりたい
俺
ポジション
俺ってさ、全てが完璧なんだよ。
勉学も運動も友情も、恋愛だって負けない。
だからほぼ毎日下駄箱に
手紙――属に言うラブレターがはいっててさ。
ま、そんなのは序の口なんだけど。
「はるきサッカーやろーぜ」
「安達くん、勉強教えて?」
「はるくんかっこいい!」
「安達、これ頼むわ」
常に誰かに頼られてる。
本当、毎日疲れるよ(笑)
「今度遊園地いこうよ」
もちろんそんな俺には彼女がいる。
最近4ヶ月目を迎えた。
まあ、上の下程度の女だ。
高二の5月に告白された。
容姿はましなほうだから一応許可した。
このレベルで彼女がいないと
もっとラブレターとやらの数が増してしまうからな。
日々そんな生活を続けているからか
ちょっと飽きてきた。
全てにおいて特別というのが
あたりまえだからだろうか。
全く面白くない。
勉学も運動も友情も、恋愛だって負けない。
だからほぼ毎日下駄箱に
手紙――属に言うラブレターがはいっててさ。
ま、そんなのは序の口なんだけど。
「はるきサッカーやろーぜ」
「安達くん、勉強教えて?」
「はるくんかっこいい!」
「安達、これ頼むわ」
常に誰かに頼られてる。
本当、毎日疲れるよ(笑)
「今度遊園地いこうよ」
もちろんそんな俺には彼女がいる。
最近4ヶ月目を迎えた。
まあ、上の下程度の女だ。
高二の5月に告白された。
容姿はましなほうだから一応許可した。
このレベルで彼女がいないと
もっとラブレターとやらの数が増してしまうからな。
日々そんな生活を続けているからか
ちょっと飽きてきた。
全てにおいて特別というのが
あたりまえだからだろうか。
全く面白くない。