恋綴
嘘をついても・・・
自分の体なのに…

自分の心なのに…


どうしてなんだろう。

自分がコントロールできない。



今のまま、私のことを愛してくれる人に

愛してもらえばいいのに。



自分から辛い道を選ばなくたっていいのに。

そう思っていても、私は一歩を踏み出した。


だって、本当の答えが分かってしまったから。


私が好きじゃない人に愛してもらっても

全然嬉しいことじゃないってこと。


一緒に過ごしていても

楽しくないし、ものすごく疲れるってこと。


私って馬鹿だ。

自分が傷つきたくないから

あなたへの想いを

ずっと、隠していた。


あなたのことを忘れたくて

私を愛してくれる人を

必死で好きになろうとした。


でも、無理だった。



私は今でも走り続けている。


あなたに少しでも近づくために。



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