仕事上手(?)で恋愛下手(!)
「とりあえず、どうぞ・・・。」

っと部屋に招き入れた時に、
陽希君が眼鏡であったことに
気が付いた。

(眼鏡似合うなぁ・・・。
あれっでも・・・。)

「もしかしてコンタクト無くて、
ずっと眼鏡だったりしました?」

っと尋ねると、

「そう。火災の時に眼鏡で困ったなぁ。」

っと悲しそうな顔で言った。
私が慌てて謝ると、

「嘘。
コンタクトは使い捨てだよ。
休みの日は面倒だから
眼鏡にしてるんだ。」

っと笑った。

「花菜さん。
もうお昼だよ。お腹空かない?
一緒にお昼食べに行こうよ。
今日、車で来たんだ。」



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