仕事上手(?)で恋愛下手(!)
奈南の書類の山は今日中には
終わらそうにない量だった。
「明日は出来上がった分しか
持って行かないよ~。
んじゃ、お疲れ様~。」
っと声を掛けて、私は相談室を出た。
急ぎの時以外はなるべく運動も兼ねて
階段を使うようにしてたので、
今日も階段で7階から1階までてくてくと
歩いていた。
(明日は、9時に市役所で待ち合わせてして、
午後は14時と16時から退院前のカンファレンス。
それと、合間に申請書を片付けて…)
頭の中で明日の仕事の動きの確認をしていると
「先生!!早くしないと遅れてしまいます。」
(なんだろ?)
廊下の方から階段に向かってバタバタと走ってくる
足音が聞こえてきた。
「だからエレベーター使いましょうって
言ったじゃないですか。」
「駐車場までは階段の方が早いって。
鈴木さん若いんだから先に行って、
エンジンかけてきてよ。」
(あれ、この声って…?)
終わらそうにない量だった。
「明日は出来上がった分しか
持って行かないよ~。
んじゃ、お疲れ様~。」
っと声を掛けて、私は相談室を出た。
急ぎの時以外はなるべく運動も兼ねて
階段を使うようにしてたので、
今日も階段で7階から1階までてくてくと
歩いていた。
(明日は、9時に市役所で待ち合わせてして、
午後は14時と16時から退院前のカンファレンス。
それと、合間に申請書を片付けて…)
頭の中で明日の仕事の動きの確認をしていると
「先生!!早くしないと遅れてしまいます。」
(なんだろ?)
廊下の方から階段に向かってバタバタと走ってくる
足音が聞こえてきた。
「だからエレベーター使いましょうって
言ったじゃないですか。」
「駐車場までは階段の方が早いって。
鈴木さん若いんだから先に行って、
エンジンかけてきてよ。」
(あれ、この声って…?)