仕事上手(?)で恋愛下手(!)
「今日、行きたくないなぁ。
せっかく良いタイミングで花菜に会えたのに。」

っと言いながら何度かキスを交わした。

「先生、さっちゃん戻ってきたら大変…です。」

聞いているのか、いないのか
唇だけじゃなくて耳にもキスをしてきて…
立っていられなくなる位クラクラしてきたけど
何とか踏みとどまって、
自分から身体を離した。

「ダメです。先生、お仕事優先です!!!」

っと言うと、さすがに手を離して

「分かった分かった。
本当に花菜は仕事に真面目だな。
でも、最後に1回だけ…。」

っと長く長く深いキスをしてきた。

「じゃ、行ってきます。」

っとその後は私の方なんて振り返らないで行ってしまった。

(自分から行ってって言ったのに。寂しくなるなんて駄目だなぁ。)

< 183 / 365 >

この作品をシェア

pagetop