仕事上手(?)で恋愛下手(!)
奈南は周りに人が無いことを
確認しながらも

「本当にやるの?」

と戸惑い気味だった。

「誰か来ちゃうよ。」

と私は奈南をけしかけた。
その次の瞬間

バシーンっ!!!!

見事な音と一緒に私の頬に
痺れるような痛みが走った。

(痛った~。)

「ごめん、ごめん。花菜!!!」

「良いよ、私が頼んだんだから。

・・・でもスッゴく痛い。目ぇ覚めた。
ありがと、奈南。」
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