仕事上手(?)で恋愛下手(!)
『花菜ちゃん。由希、とあるルートから
聞いたんだけど例の話本当なの?』

まず突然の由希ちゃんの電話と
いうことにも驚いたのに、
情報の早さにもビックリだった。

「う、うん・・・。」

黙っていてもどうせ話は伝わることだったから取り敢えず、返事だけはした。

『分かった。由希、花菜ちゃんの
送別会段取るから。
任せておいてね!!寂しいけど
頑張るから。』

(それにしても、送別会って
何のことだろう?誰か辞めるのかな。)

その時は由希ちゃんは
何言ってるんだろう位にしか
思わなかったけど、
年が明けてそれが思わぬ方向へと
私を運んでいくこととなった。
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