仕事上手(?)で恋愛下手(!)
「美味しいよ。香りが本当に
爽やかだね。
それにフレッシュな感じがするかな。」

「でしょ?
これ、今年の新酒なんだよ。
だから爽やかさとかフレッシュさを
より感じてもらえるワイン
なんだよ。

こないだ、ココモで分けてもらったの。

初めて国産の貴腐ワインも飲んだん
だけどね、すごく美味しくて…。」

私の最後の言葉は陽希君の
キスで遮られてしまった。

ビックリするやら
恥ずかしいやらで陽希君の方を
見ていると、

「本当にお酒好きだよね。
そんな花菜さんも可愛いけど。」

っとまた目が合って
長い長いキスを交わした。



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