仕事上手(?)で恋愛下手(!)
私達はまた深く長いキスをして、
その後は止まらないで

熱く、苦しい胸の内を
言葉では言えない感情を
伝えるように抱き合った。

「花菜さん。
もっとキスしたい。

力の加減ができなくてごめん。
痛かったら跳ね飛ばしていいから。」

(そんなこと、出来るわけない…。)

言葉に出そうと思ったけど
宣言通り強く抱かれて
掠れた声しか出なかった。






< 266 / 365 >

この作品をシェア

pagetop