仕事上手(?)で恋愛下手(!)
それから私はオーストラリアの
福祉に興味を持つようになった。

なんてことをコーヒーを呑みながら
陽希君に少しだけ話した。

「…そうか、花菜さんの
夢だったんだね…。」

陽希君は私の話を静かに 
聞いてくれていた。

「オーストラリアは遠いん
だけどね…。」

聞こえるか、聞こえないか位の
小さな声で呟いた。



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