仕事上手(?)で恋愛下手(!)
「病院のヒトで入ったのは叔父位かな…?」

ちょっと考えながら先生は言った。
きっと、女性はたくさん出入りしていたたりするんだろうなと
想像してちょっと嫉妬したりした。

「そう言えば、先生私がココモにいるって
どうして分かったんですか?」

いつの間にか私はパソコンに向かう
先生の膝の上に乗っていた。

「最初は、花菜に電話したんだけど、出なかったから
奈南に電話したの。
そしたら、そこにいるからどうぞ持ち帰り下さいって
言うから迎えに行ったってわけ。」

(そうだったんだ…。
電話がかかってきたことなんて全然分からなかった…。)

「電話気が付かなくて、ごめんなさい。」

膝の上から先生を見上げながら言うと
そのまま先生からキスをされた。

「じゃぁ、もっと謝ってもらおうかな。」

先生は私をひょいっと抱きかかえた。

「ここでも良い?
それとも寝室行く?」
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