仕事上手(?)で恋愛下手(!)
「ありがとうございます。
ご期待に添えるよう頑張ってきたいと
思います。」

っと言って頭を下げた。

「そう言えば、篠山が結婚するかも
しれない話は聞いた?
こないだ来たときに、
まだ結婚しないのかって
からかってやったら
彼女は出来たような話で

もう40歳過ぎてるんだから
結婚には注意しろって言ってやったら

いつ妊娠させるか分からなから
ぼちぼち結婚するって言ってたんだよ。

全く、下世話なやつだ。」

っと親しい間柄だからこそ出来るような
感じで院長は言った。

(結婚・・・?)

「一度行って、すぐに一時帰国する
ようかもしれないが、気を付けて。」

っと言って立ち上がり、
私に握手を求めてきた。

< 337 / 365 >

この作品をシェア

pagetop