仕事上手(?)で恋愛下手(!)
そんな二人の気持ちを私は
夢なのかと思いながら聞いていた。

すると、搭乗手続きのアナウンスが
タイミング良く流れてきた。

「花菜。返事を聞かせて。」

「花菜さんの気持ちが決まるまで
二人で花菜さんを大切に
していきたいんだ…。」

冗談かと思ったけど、
二人の目は真剣そのものだった。

そして、私の答えは決まっていた。

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