仕事上手(?)で恋愛下手(!)
「風邪、俺にうつして良いよ。
たくさんキスしよう。」

陽希くんはゆっくり時間を掛けて
キスしてくれた。

優しく、温かい幸せな時間だった。

私達は自然な流れで身体を
重ねていった。
驚いたの陽希君の逞しい胸筋だった。


「まぁ、職業柄鍛えてるしね。」

目を丸くして身体を見る私に、軽く笑って答えてくれた。
承諾を得て、恐る恐る触れる。
薄暗い中でも良く分かる
鍛え抜いた身体のライン。

「すごぉい。筋肉だ…。」

なんて褒めていいか分からず、そんなことを言ってしまった。
すると後ろから、

「俺は女の子の柔らかな身体の
線が好きだけど。」

っと背筋から腰骨、お尻のあたりまで
陽希君の指が辿った。

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