仕事上手(?)で恋愛下手(!)
最後は大和先生のダメ押しで、決まった。
「やって、みます…。」
小さい声だったけど力強く相川さん(夫)は言った。
「皆さんありがとうございました。」
っと旦那様の隣りに座って事態を見守っていた相川さんが
私達に向かって深々と頭を下げた。
「いえいえ。
これはあくまで早紀さんの退院前の経過報告の場ですから、
旦那様が治療を決断されたことと、私達は何の関係も
ありません。もちろん大和先生がお書きになる紹介状は
別ですけどね。」
私はにっこり笑って相川さんへ言った。
「湯呑みだって、旦那さんが先生に
緊張して滑らせちゃっただけ
だしなぁ。」
っと湯呑みを片付けていた柏木が
大和先生を見て軽く笑いながら言った。
相川さん達を病室まで見送った後、
片付けのために戻ったカンファレンスルームで、
へたへたとその場に座り込んでしまった。
(終わった~。)
「やって、みます…。」
小さい声だったけど力強く相川さん(夫)は言った。
「皆さんありがとうございました。」
っと旦那様の隣りに座って事態を見守っていた相川さんが
私達に向かって深々と頭を下げた。
「いえいえ。
これはあくまで早紀さんの退院前の経過報告の場ですから、
旦那様が治療を決断されたことと、私達は何の関係も
ありません。もちろん大和先生がお書きになる紹介状は
別ですけどね。」
私はにっこり笑って相川さんへ言った。
「湯呑みだって、旦那さんが先生に
緊張して滑らせちゃっただけ
だしなぁ。」
っと湯呑みを片付けていた柏木が
大和先生を見て軽く笑いながら言った。
相川さん達を病室まで見送った後、
片付けのために戻ったカンファレンスルームで、
へたへたとその場に座り込んでしまった。
(終わった~。)