ホット☆ファミリー
「俺のだけど・・・いい?あっ、パンツは一回も使ってないしキレイだから!!」
「何でもいいッ!!」
警戒しているのか、俺の手から服を奪うと風呂場に直行。
そして戻ってきた少女は長い裾もだが、懸命にズボンを持ち上げてなんだか滑稽(コッケイ)な姿だった。
やっぱり大きいな。
笑ってしまわないように気をつけながらちょいちょいと手招きする。
だが、いくら待っても少女は来ない。
痺(シビ)れを切らして自分から近づいた。
一瞬身を強張らすも俺が身を屈(カガ)めて右裾(ミギスソ)を持つとゆっくりと右足を上げた。
ユラユラとバランスをとる少女。
き、危険だな・・・
少女の片手を無理矢理ズボンから放し、俺の肩に置かせる。
怒る少女の顔は目に見えているが、関係ない。
ほら、裾(スソ)を曲げやすくなった。
俺は片方をさっさと終らせるともう片方に取り掛かった。
あぁ、何か父親になった気分だし・・・
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