ホット☆ファミリー
「・・・いいの?」
「あぁ。」
寂しげな顔がくしゃくしゃの顔に変わる。
小さな机を乗り越え、俺の胸に飛び込んできた。
泣き顔に胸が熱くなる。
「うぅ・・・あっありがと・・・ございま・・・す」
泣きじゃくる少女の頭を撫でながら、少女と暮らすことを決意した。
先のことはまるで想像つかないけど、この選択が間違っているとは思えない。
少し自分と似通った境遇を持つ少女に愛おしさを感じながら、少女を安心させるように抱きしめた。
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