私の素敵な彼氏様
「月島。離してやれよ」

「何で?校長から聞いた。コンテストで優勝しないと、退学だって…、山中君がこの学校にいれなくなるって。」

「親父から聞いたのか…。余計な事を…」

「優。お前は演劇部行ってこい。行きたいんだろ?ずっと演劇がしたかったんだろ?…いけよ。」

「…ぅ…ん…」




あたしは、演劇部の部室に着いた。

まさか拓哉が、あたしのせいで退学になるかもしれないなんて。
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