同居人の秘密~瞳の魔法に魅せられて~
「冬、あんた陸の部屋に行ったの?」


「うん、行ったよ。起こしてあげようと思って」


「まさかあんた、パジャマ姿で行ったんじゃないでしょうね?」


「そうだけど、そう言う秋姉だってまだパジャマじゃん?」


「わ、私はいいの! 色気0パーセントなんだから……」


「ああ、それもそうだね」


「少しは否定しなさいよ!」


 てなやり取りをしていたら……


「冬!」


 夏姉が冬を怒鳴り付けた。


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