同居人の秘密~瞳の魔法に魅せられて~
午後から新人作家の紅葉ちゃんと何度かメールのやり取りをしたのだけど、彼女と私はどんどん仲良くなっていった。
はじめ、紅葉ちゃんはティーンエイジだと思っていた。子供っぽい語り口だから。でもメールのやり取りをしていく内に、案外私と同世代かもと思えて来た。なんとなくだけど、お互いの感性が似てる気がして……
私は陸の事を誰かに話したくなってしまい、思い切って紅葉ちゃんに話してみる事にした。まずは、昨夜のキスの事から……
『昨夜、キスしちゃった』
たったこれだけのメール。紅葉ちゃん、返事くれるかなと思っていたら、すぐに来た。
『マジ? てか、あっきーって恋人いるんだぁ。いいなぁ』
更に私は返事をした。
『恋人なんかいないよ。相手は単なる同居人(笑)』
これをきっかけに、紅葉ちゃとはまるでチャットのように、メールのやり取りをするようになった。
はじめ、紅葉ちゃんはティーンエイジだと思っていた。子供っぽい語り口だから。でもメールのやり取りをしていく内に、案外私と同世代かもと思えて来た。なんとなくだけど、お互いの感性が似てる気がして……
私は陸の事を誰かに話したくなってしまい、思い切って紅葉ちゃんに話してみる事にした。まずは、昨夜のキスの事から……
『昨夜、キスしちゃった』
たったこれだけのメール。紅葉ちゃん、返事くれるかなと思っていたら、すぐに来た。
『マジ? てか、あっきーって恋人いるんだぁ。いいなぁ』
更に私は返事をした。
『恋人なんかいないよ。相手は単なる同居人(笑)』
これをきっかけに、紅葉ちゃとはまるでチャットのように、メールのやり取りをするようになった。