同居人の秘密~瞳の魔法に魅せられて~
「あっ」


 私はある事を想像し、思わず声を出していた。


「どうしたの?」


「夏姉、もしかして陸って、“ヒモ”してるんじゃないかな?」


「ヒモ?」


「うん。つまり夜の商売の女とか、どこかのセレブの人妻とかに奉仕してるんじゃない?」


 陸なら十分有り得る話だと思った。ところが……


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