太陽に恋をして


『……ん?』



視界に見えたのは、可愛いげのある男の子みたいな人



……遅刻かな?



『はい!廊下にならべー』



ワカメ先生が耳に響くような声で言う



もう少しあの人を見たかったなんて思ってしまった自分




『さっき先生に怒られちゃったね~』



そんな思いは、亜実との会話で消えてなくなった





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