I am セカンドガール
「あれ〜?どうしたの?伸二ちゃん!」

「べっ、別に何でもないよ。っていうか、ちゃん付けとかするなよ」

「いいじゃ〜ん。ちゃん付けも可愛いよ?……今、話題そらそうとしてるでしょ?」

「いっ、いやぁ」

「伸二可愛い〜」

「うるさい。もう寝るぞ」

「はいはい。じゃぁ、仲良く寝ようね」


「…あぁ。さっきまでのあの可愛い、真奈ちゃんは何処に行ったのかなぁ〜」

「ん〜?真奈ちゃんは、いつでも可愛いでしょ?」

「いや、俺が知ってる真奈ちゃんを最近見掛けないなぁ」

「…おねだり、甘えた真奈ちゃんをお探しなんですか?」

「はい」

「仕方ないなぁ………伸二もう寝よう?眠〜い」

「あっ。真奈ちゃんだ〜」

「……もう、ほら早く寝るよ」


「はいはい」


何にもなかったけど、すごく幸せな夜だった。

私と同じように思っていてくれた事が嬉しかったから…


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