I am セカンドガール
それから毎日
伸二から電話がきた。

私にどんなに邪気に扱われても、笑いながら気にしていないようだ

一週間が過ぎた頃
「ねぇ、ねぇ。
そろそろご飯くらいよくない?おもしろくないなかったら、途中で帰ってもいいからさ」

「はぁ…」

「あっ、今ため息ついたな!幸せ逃げてくぞ〜」

こんな変な男に付き纏われてる時点で、私の幸せは、もう逃げていると思う。

「…………」

「えっ。怒った?ごめん、ごめん」

「…いいですよ。ご飯行きましょうか?」

「えっ。いいの!?やった!!じゃ、迎えに行くよ。家どの辺?」

「じゃ、今日はもう遅いんで、明日19時に光駅で待ち合わせでいいですか?」

「いいよ〜」

「それじゃ」

「うん。
明日、楽しみだな〜。」


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