明日はきっと
「佳奈っ!」
「あっ・・・静香。」
静香は取り巻き達と一緒に、あたしを真ん中にして円で囲んできた。
「・・・ねぇねぇ、私達と一緒に楽しい事しない?」
「えっ?楽しい・・・事?」
「うん♪すっごい気分がよくなるの!」
最初は、何のことかさっぱりわからなかった。
「ただ・・・、瑞樹とはもう仲良く出来ないと思うなぁ・・・。」
瑞樹とは仲良くできない?
もっと意味が分からなくなった。
「静香・・・それって、どういうこと?」