初恋はヤンキーくんと‐Special‐
「うん…っ、する…!」
高校の時にも言われたことはあったけど、今言われるとなんだか実感しちゃって…。
ぼろぼろと涙を零しながら何度もこくこくと頷くと、大翔がくすくすと笑った。
「…ひでー顔。」
「んなっ?!」
「でも可愛い」
「…そんなの言うの絶対大翔だけだよ?」
「他の奴には見せる気ねーから」
「……ふーん?//」
「照れただろ?」
「…なっ、違うもんっ!」
この日の二人で手を繋いで帰る帰り道は、いつも通りのはずなのになんだかいつもよりも幸せに感じた。
ねぇ、大翔。
これからもずっとずっと、一緒にいようね?
大好きだよっ!
▽ Sweet Campus Life〈 *END* 〉