ただ君を、愛してた。





「優…」


「どした?」


「私ね、ずっと君が好きだった」


「……」



沈黙を打ち切るように

私は続ける。



「でも、今日でバイバイする。優は気にしないで、前をみて、新しい学校で頑張って。私はずっと優の友達だから、いつでも相談乗ってあげる。」



私が微笑むと優も微笑んで、


私の頭を撫でた。












< 15 / 19 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop