今でもずっと

いつも余裕そうにわたしの
ことをバカにするところ
変わってないなぁー

なーんて、内心むかつき
ながらもちょっとだけ
嬉しくなったのは
コウちゃんには内緒


｢あっ、そんなことよりも！

わたしやっぱり無理!!
今さら、ただいマンゴー♪
みたいなノリでいけない!!｣


最近わたしの悩みの
大半を締めていたこと

それは…


この学校に再入学すること

普通に無理だし！
それにわたしには学校に
通ってる暇なんてない


｢あぁん？うっせぇな

つべこべ言ってねぇで
さっさと行くぞ

生意気転入生さん｣


───…グイッ


そう言ってコウちゃんは
わたしの首根っこを
ひっ掴みズルズルと校舎の
方へと引っ張っていく


｢うぇっ、ちょ、待って

こ、コウちゃんの鬼ｨｨｲ！｣


しかも地味に苦しいっ(泣)