誘惑Baby


「陽平の馬鹿!!最っ低!」


「あ、や…違う!!これはっ」

「せめてちゃんと、隠しときなさいよー!!」


え、そこ?
突っ込みどころ違うでしょ。

と内心思いながら理由を話そうと立ち上がる。

「これはっ「もうっ!!!ばかー!!!」」


俺の声に重なってそう叫ぶと椅子を立ち上がって走り出す優子。


「待って!!」


「ばかっ!!!!陽平のばか!!!!!」

「ちょっ、ちょっと聞けって!!」


で、今にいたる。



「優っ子!!!」


階段を下りたところで、後ろから抱き締めてやっと捕獲。



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