君と恋をはじめよう
「やっと着いた!
ここだよ、ここが桜中ー☆」
うわ...
ここが桜中なんだ...
お姉ちゃんから聞いていたよりも、キレイに桜が舞っていて
見上げると、空一面に桜が溢れていた。
「どう?キレイっしょ?
じゃ、教室どこか見に行かないとね♪」
私は心の中でずっと思っていた。
優と同じクラスがイイって...
この時から、優に恋をしていたのかもしれない。
「あーっ!
麻子、同じクラスだ!
一緒に怒られちゃうなww」
やった...
同じクラスだ...
「あっ、ホントだね!
優ちゃんと一緒に怒られなきゃww」
私達は急いで教室へ向かった。