俺様キングと天然ちゃん
もう。  サヨナラだよ…。

「璃っ…………!!!!!!!」
「咲季………もう……帰っていいかな?」


次のせーくんの言葉には、
すごく傷つけられた…………………。

「遊びで付き合ってたしさーっ!!」

助けてよ誰か助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けてよっっ!!!!!!


あたしの心が悲鳴を上げている。

「璃奈っ!!帰ろうっ!!!」

あたしと咲季は学校を抜け出した。
あんな大きい声で言ったから、聞いてたって事がわかっちゃったな~………。

その後にあたしは咲季の家へ行った。

もう嫌だ………。
ここに居たくないっっ………!!!
せーくんがいない所へ行きたい………っ!!

そこで、思い付いた事がお姉ちゃんの所に行けばいいんだと、あたしは考えた。

まずは、家族に許可を貰わないといけないから、家族のみんなに言った。

今までの事を全部話した。
せーくんが浮気した事から、いろいろ。

家族は、「気付いてあげられなくてごめんなさい。」って言われた。
お姉ちゃんには、お母さんからしてくれたみたいで、夏休みには、向こうに行く事になった。



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