キミがスキ
その日、私は家に帰ると泣きそうになった。
自分から凌を振ったのに最低だなと思いながら、ゆりに電話をしていた。
ゆりが電話に出ると、「どうしたん?」と心配そうに聞いてきた。
私は「何でもないでー」と元気よく答えた。
ゆりがうちには隠さんでいいで!と少し怒ったような口調になり、私は今日ショックだった事や凌の事をすべて話した。
ゆりは、「凌が可哀想だよ」と答えた。
私はゆりに凌に告白する!と言い、電話を切った。
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