四季の詩-シ キ ノ ウ タ *゚-
*第一幕*
自由奔放姫様現る
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ありきたりな日常シリーズ
−第2段−
“片想い”
ただ一言
君に伝えたくて
でもそれを言ってしまえば
全てが壊れてしまいそうで
恐くて、不安で……
一歩を踏み出せない
ただ一言『好き』って
言葉にしなくても
心の声が届いたなら
【start:03/13〜
ラブショートストーリー
last up:05/24
11〜18頁更新(´ω`)】
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*花言葉開花*
【彼岸花】
たった1つの紅い花が散った
君が好きな華が枯れた
1人欠けた花達、
だって君はもう……──
*短編小説*
『少し現実味が欠けたお話』
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ありきたりな日常シリーズ
〜第1段〜
“幼なじみ”
近くて遠いそんな距離だから
すれ違って
気付かなくて
なかなか本音が言えなかった
君はすぐ傍に居たのに──
†短編小説†
【お知らせ!
第2段公開しました♪
宜しかったらご閲覧ください】
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「天」と「地」――
「天」こそが現実であり、
「天」で罪を犯した者のみ
「実体」を与えられ、
「地」へ、おとされる――
果たして
この目に映る世界は
「天」か「地」か――
『記憶』シリーズ
☆第1弾☆
―砂漠の花―
*
砂漠の国ラルファ…
隠された国の歴史
血に秘められた魔力
「事実」は
「真実」なのか――…
王族の兄妹、
血の繋がらない二人の旅の末に待つ運命とは――
純愛系ファンタジー
*
2007年10月30日
☆完結☆
■全ての始まりの物語■
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「エピテランサ」
投げやりな気持ちを落っことすように、力なくパン生地をテーブルに叩きつけた。
ふいに、パン生地からささやく声がした。
「エピテランサ」
空耳だろうか。独り言だろうか。
いや、声が明らかに違った。小さな男の子の声だった。
そもそも、パン作りになど興味がなかった。
「パン」というネーミングに問題があるのかもしれない。
「え、パン?パンかぁ、パンねぇ」などと、パンパンパンパン連呼しているうちに、
自分の心も体も、空気のぬけた風船みたいになっている。
それに「パン」は、あまりにもあっけない。
「パン」
もっとゆったりと長く生きたいものだ。
要するに、その頃の私は、パンどころではなかったのだ。