石川啄木の歌を読む (1)
16.ふるさとの・・・
ふるさとの父の咳(せき)する度(たび)に斯(か)く
咳の出(い)づるや
病(や)めばはかなし
ふるさとの
母へ送りしはがきには
つたなき歌を綴りたるのみ
(一郎)'04.1.19
右足を事故で傷めて一年に
病んだおかげで
こころ入れ替え
(一郎)'06.9.10
ふるさとを離れていると
ふるさとのことを忘れています
姉や姪のことも
母のことも忘れているのです
母の日が近づいていても
[ 一郎 ] '08.5.7